韓屋(한옥・ハノッ・Hanok)は、韓国の伝統的な建築様式で建てられた家屋!
自然が美しい韓国の名山である智異山の東の入口に位置する「南沙芸談村」は、昔から星州李氏、密陽朴氏、晋陽河氏などが代を続いで住み、多くの優れた儒学者とソンビ(士・両班)を輩出した由緒ある両班の村で、安東の河回村とともに慶尚道地方の典型的な伝統韓屋村といわれます。
村の裏山は孔子が生まれた中国の山の名前にちなんで名つけられた尼丘山で、前には澄んだ泗水川が村を取り囲んで流れています。村では韓国の伝統韓屋が40軒余りが立ち並び、「イェダム」は昔ながらの塀という意味で、静かな塀越しには伝統韓屋の美しさを垣間見ることができ、昔のソンビたちの気性と礼儀正しい行動を似たいという意味を持っています。
韓国の農村伝統テーマ村に指定された南沙芸談村は、「昔ながらの土石塀」が国登録文化財に指定されており、崔氏古家、李氏古家、伊東書堂、尼寺斎、思陽精舎などが慶南文化財資料として指定されています。その他に村の象徴的な木として樹齢約300年のエンジュと600年の柿の木、700年の梅などの古い木があります。2011年、韓国で最も美しい村第1号に選ばれた南沙芸談村は、韓国的な伝統と風景を大切に保存した美しい村で、昔のソンビたちの気象とマナーを学び、村を訪問する皆様にお寛ぎと感動をお届けしますでしょう!
南沙芸談村で最も人気名所は、李氏古家の入口にX字型に立っている樹齢300年のエンジュです。
別名夫婦エンジュとして有名なこの木は、お互いに向かって腕を伸ばして抱きしめたような神秘的な形をしています。 この木の下で愛する人と一緒に通り過ぎると、百年偕老(結婚して一生ともにすること)するという話が伝わっています。
韓国ドラマ『王になった男』ロケ地になった所で、観光客の人気のフォトジェニックスポットとなっています。
夫婦エンジュの木を通り過ぎ、土石塀の間の路地の突き当たった所の門を入りますと、昔の華やかだった李氏古家が現れます。
敷地内は300年も経ったアンチェ(母屋)とサランチェ(主人の使用する空間で、大体は敷地の表に位置する。)がそのまま保存され、伝統韓屋ならではの趣が感じられます。
スンイジ二ギャラリーは
この村の古風な雰囲気とよく似合う布アートの工房です。天然染色をした布地で作る布アートの美しい作品が鑑賞できる空間で、展示場やカフェがあり、旅の疲れも癒すことができる空間となっています。
❏ 国指定重要文化財:
※ 国家指定文化財:南沙イェダムチョンの昔の塀
※ 慶南文化財資料:崔氏古家、李氏古家、伊東書堂、尼寺斎、思陽精舎など
❏ 住所:慶尚南道 山清郡 丹城面 智異山大路 2897番ギル 10(경남 산청군 단성면 지리산대로 2897번길 10)
❏ 電話:070-8199-7107、 FAX:055-972-7107
❏ 観覧時間:日の出~日没
❏ 入場料:無料
❏ 駐車料(乗用車):無料
❏ http://namsayedam.com
ACCESS・・・・・
❏ 公共交通:[慶尚南道 晋州市(チンジュし)から] 晋州市外バスターミナルから山清 丹城行きバス乗車